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2019/05/22

新たな価値を発揮するための舞台――GINZA campus

2013年10月に現在の初台・東京オペラシティタワー23Fへオフィスを移転してから約5年。テックファームは、2018年11月に新たなワークプレイス「GINZA campus」をオープンしました。この場所に込めた思いや今後の活用方法などについてご紹介します。

GINZA campusコンセプトムービー

キーワードは3つのP

テックファームがこれまで期待されてきたものとは違う“新たな価値”を発揮していくためには、本社・初台オフィスとは別に、全く異なる環境を設ける必要があると考えました。そこで意識したものが3つの「P」です。

1.Place

駅直結の高層ビル、快適で設備の整った“ザ・オフィス”の東京オペラシティタワーから、幅広い国籍・年齢の人々が集結する「銀座」、そして街の動きが見えるビルの「低層階」へ。世の中の変化を体感することによる発想の刺激を狙っています。

2.Process

従来の仕事の進め方・働き方と同じフレームワークからは、新たなものは生まれないと思います。“日常”から頭と心と体を解き放ち、リフレッシュできる場所にすることを目指しました。

3.People

固定された座席や日々のルーティンの中で埋もれがちになる一人ひとりのポテンシャルを解き放ち、新たな「引き出し」を作れる場所に。また、そうした個々同士や社外の方々との掛け合わせによって、“自分”がさらに拡がっていくと考えています。

「オフィス」ではなく「キャンパス」

既に整って快適が約束された環境では、何かの前提に価値を加えることはできても、前提そのものを創り上げることはできないと思います。そのためGINZA campusは、床や天井も既存のものを取り払い、0からつくることにこだわりました。“オフィス感”を排除したどこか不完全で脳と心が緩む空間の中で、「OFF」の状態で働くことを理想としています。

工事風景

またこの場所では、社内外に関係なく皆フラットでオープンになり、知らないことを恥とせずにお互い協力し合ってどんどん学び、さまざまな新しいことに挑戦できることを目指しています。それはまるで、志や想いを同じくする仲間づくりが行われる大学の“キャンパス”のような場の在り方。GINZA campusは、テックファームグループと顧客企業が、「受注⇔発注」という関係から「共創パートナー」へとステップアップするための舞台でもあるのです。

固定概念を覆す

舞台用具を使ったテーブル(折り畳み可能)
物流用パレットを使ったソファ

GINZA campusの内装には、世の中の位置づけとは全く違う価値を発揮しているものが散りばめられています。一般的に使われるような内装材の適性をまず一度疑い、土木建材や舞台・農業用具といった物を活用して、家具や間仕切りを作りました。

農業用具を使った植栽(左)とテーブル(右)※どちらも移動可能

五感を刺激

音や香りといった「五感」を刺激する仕掛けを導入することで、GINZA campusの個性を活かした環境づくりに挑戦しています。

〇音―BGM

床も天井もコンクリートの打ちっ放しで固定の壁もないオープンなつくりなので、音がとてもよく響きます。周囲の話し声が気になる場合もあるため、マスキング効果を狙って音楽を流せるようにしました。気分に応じて自由に選曲することが可能です。

〇香り―アロマディフューザー

香り・嗅覚は五感の中で最も原始的な感覚で、人間の理性ではコントロールできない感情の喚起や記憶の覚醒を促す特性があるほか、集中力アップ・リフレッシュ効果なども期待できるとされています。

GINZA campusは、エントランスと執務スペースで別の香りを導入。脳の切り替えを促します。香りは定期的に変更していく予定です。

期待された役割を超えていく

たった6人で表参道のカフェバーからスタートしたテックファームは、モバイル端末の発展と共に成長を遂げ、2018年に20周年を迎えることができました。そして現在、“大企業でもベンチャーでもない”という独特の立ち位置にいると自負しています。今後はこれを活かし、各企業・人同士を結びつける「紐帯」として新たな価値を発揮していきたいと考えています。

そこで開催しているイベントの一つが「GINZAxTECH」です。大企業からベンチャー企業、社長レイヤーから中高生まで、幅広い会社・立場の人が集う“掛け合わせの場”を提供することで、イノベーション創出を支援しています。

シリコンバレーからのゲストによるKeynote Speechや参加企業の取り組み紹介の後、懇親会を開催します。

ゲストによる講演の様子(左)と懇親会の様子(右)

GINZA campusはテックファームが次の時代へ進むために踏み出した最初の一歩にすぎません。言わばまだ実験段階で、未完成の状態です。これからこの場所を舞台にさまざまな挑戦を重ね、更なる変化を遂げていきます。進化するこの場所からどんなものが生み出されるのか、そしてそれとともにテックファームがどんな成長曲線を描くのか、どうぞご期待ください!

<GINZA campus>
住所:東京都中央区銀座7丁目11番3号 矢島ビル4階
テックファームのワークプレイスに関しては、下記ページもご覧ください。
https://recruit.techfirm.co.jp/workplace/

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