長引く新型コロナウィルス感染や、物価上昇、円安の加速など社会情勢が混迷するなか、私たちの生活や企業の事業運営は不確実性を増しています。

先行きを見通しづらく不安定さが増すなか、保守的になりがちで挑戦的な取組もしづらく、社会を前に推し進める進化のスピードが緩やかになっているように感じられます。このような社会環境の今だからこそ、私たちテックファームグループは、失敗を恐れ守りに入るという“心の巣ごもり”を払拭し、テクノロジーを活かして世の中にまだないサービスを創造することで、明るい未来を拓いていく「挑戦」への歩みをより進めていきたいと考えています。

この「挑戦」への決意を胸に、感謝の心を込めて、お客様とともに2023年を歩んでまいります。

■2023年への決意

私たちテックファームグループは本年、創業から25年、四半世紀の節目となる年を迎えました。

テックファームグループの創業からの歩みを振り返ると、「挑戦」の歴史でした。世界初のモバイルインターネットサービスであるNTTドコモ「iモード」立ち上げ時のシステム開発への参画から始まり、今や当たり前となった紙のチケットを受け取ることなく搭乗手続ができるANAのおサイフケータイアプリ開発など、先端技術で世界初や日本初のサービス実現に関わってきました。これまで多くのお客様に、数々の新しい未来を切り拓くことに挑む機会をいただき、また多大なるご支援をいただいたことに改めて感謝申し上げます。

創業から四半世紀を迎えるにあたり、改めてプロフェッショナルとしてお客様に向き合うことやチームワークを大切にしながら、世の中の進化の歩みをより加速させ、人々の行動変容による豊かな生活の実現に貢献していくことが、私たちの存在意義であると考えました。そして、改めて「挑戦」への決意を込めて、2023年に向けたメッセージとしました。

2023年

テックファームは

創業25周年を迎え

心機一転

新たなるスタートをします

混迷の社会情勢の中

失敗を恐れ守りに入る

“心の巣ごもり”を払拭するよう

改めて

テクノロジーの

プロフェッショナルとして

お客様とともに

明るい未来づくりに挑戦します

■ものづくり精神を活かした年賀状

2023年の年賀状は、テックファームのものづくり精神として、背景画像にデジタルグラフィックを使わず、アクリル板から文字型をくり抜いた実物を使って撮影しました。背景の文字はこれまでのテックファームの歩みや大切にしたいことを示しています。

アクリル板から一文字ずつ丁寧にくり抜き、影の出し方を調整しながら奥行きや立体感を出すことで、立体的にメッセージを伝える他にはないデザインとし、テックファームの最新テクノロジーにより未来を拓くブランドを表現しました。

2023年、私たちテックファームグループは、未来への「挑戦」を大切にし、これからもより多くのご期待に添える企業として邁進してまいります。