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ロボットがオフィスを案内! 採用活動をすべてオンライン化

テックファームホールディングス株式会社は、新型コロナウイルス感染拡大の情勢に鑑みて、面接など全ての採用活動をオンライン化。加えて、遠隔操作できる走行ロボット「Double3」を活用したバーチャルオフィスツアーにリモートで参加できる仕組みを確立しました。

そこにいるかのような目線で見学可能に。

2020年7月1日には、内定者向けに1回目のバーチャルオフィスツアーを実施。オンライン採用活動を通じて内定まで進んだ3名が、それぞれの自宅から社内見学に参加しました。

「Double3」は、Double Robotics, Inc.(米国カリフォルニア州)が提供するテレプレゼンスロボット。リモート操作でオフィスを自由に移動し、ビデオ電話を通じて社内の様子を参加者へと発信します。主催者から発行されたURLをクリックするだけで、各参加者がビデオ通話に参加できる手軽さも魅力です。

全長150cmのロボットの最上部に取りつけられたカメラが、人の目線に近い高さで周囲の様子を撮影。カメラの向きは上下左右に調整可能で、まるで本当にオフィスを訪れたかのような臨場感のある映像が映し出されます。

今回のバーチャルオフィスツアーでは、エントランス、会議室、執務スペース、フリースペースなどを案内。弊社に足を運んで行う場合のオフィスツアーとほとんど同じコースです。ナビゲーターの人事担当者がリモートでロボットを操作し、ビデオ通話で参加者と会話しながらツアーを進めました。

働くひとの妨げにならない、なめらかな動き。

人事担当者がパソコンの画面上で移動したい場所をクリックすると、その場所までロボットが自動走行。操作が簡単なので、テレビ電話を介した参加者とのコミュニケーションに集中できます。

操作画面(左):操作者(右)はロボットのカメラを通して「進む」「止まる」「曲がる」を操作します

ロボットの走行スピードは、人がゆっくりと歩くくらいの速さ。方向転換もなめらかです。周囲の人にぶつかったり、バランスを崩して転倒したりといったアクシデントもなく、スムーズな走行でツアーを行うことができました。

ロボットの動作音はとても小さく、近くに来たのがわからないくらい静かです。そのため、ロボットが従業員の集中を妨げることもなく、普段と変わらないオフィスの様子をお見せできました。

社内の日常を届けます

コロナ禍以降もバーチャルオフィスツアーを活用。

開催前は、バーチャルオフィスツアーでどれくらい社内の様子が伝わるのか不安がありました。しかし、参加者からは、「想像以上に社内の雰囲気がよくわかった」「実際に自分がオフィスにいるように感じた」との声をいただき、オンラインでも十分な満足度が得られることがわかりました。

「実際にその場に行くよりも、緊張しなくてすんだ」という感想も印象的でした。移動の手間や人との不要な接触を省けることがバーチャルオフィスツアーの最大のメリットですが、リラックスして参加できるというメリットもあるようです。

今後は、内定者だけでなく、求職者向けにも希望に応じて「Double3」を活用したバーチャルオフィスツアーを開催していきます。採用活動をオンライン化することは当社にとっても大きなメリット。地理的な制約に縛られなくなることで、これまで出会あうことが難しかった地方や海外で暮らす人材ともマッチングしやすくなりました。今後も積極的に採用活動のオンライン化を進め、より多くの優秀な人材と出会いたいと考えています。

採用サイト

※本記事は2020年12月に再編集・修正しました。
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