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コロナ禍の“おうち時間”で子ども向けプログラミングセミナーを開催~YouTubeで動画公開中!

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、休校や夏休み短縮を余儀なくされた子どもたち。その“おうち時間“を充実できるように、テックファーム社員が講師となり、グループ社員のお子さんを対象にしたプログラミングセミナーを6月にオンラインで開催しました。この取り組みをもっと多くの子どもたちにも広げたいと思い、冬休み中に見てもらえるよう、改めて撮影した動画をYouTubeに公開しています。テックファームがこの企画にかけた思いや当日の様子をご紹介します。

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プログラミングの“楽しさ”を子どもたちに

長引くコロナ禍で社会的に閉塞感が漂う中、私たちに何かできることはないか、社会の役に立てることをしたい、という思いから、テックファームの有志が集まりプロジェクトチームが立ち上がりました。そして企画したのが“おうち時間”を充実させるオンラインで行う子ども向けプログラミングセミナーです。

2020年から小学校でプログラミング教育が必修となりましたが、プログラミングと聞くと「難しそう」というイメージや苦手意識を持つ子も出てくるかもしれません。そこで、「プログラミングを楽しく学ぶ」をコンセプトに、短時間でプログラミングの考え方が伝わり、親子参加で楽しめる内容を考えました。これは、ITのプロが集まるテックファームだからこそ提供できる企画だと考えています。

今回はテックファームグループ社員のお子さんを対象に参加者を募り、5~12歳の約20人の子どもたちが参加しました。

オンラインだからこそ工夫が必要

講師役の社員。画面で参加者の状況を確認しながら進めている。

教材として使用したのは「Minecraft(マインクラフト)」というゲームをモチーフにしたものです。簡単な操作でものづくりや探検を楽しみながら、自分がつくったものを動かすプログラミングの感覚を掴むことができます。参加者の年齢も考慮し、集中して取り組んでもらえるように、授業時間は45分にしました。一方的なセミナー形式ではなく対話をしながら進めるため、ツールは「Zoom」を使用。講師の画面を映しながら参加者に手順を伝え、一緒に動かしていきます。また、講師が参加者の画面を一覧で見られるようにプラットフォームを独自に作成し、参加者にログインしてもらうことで一人ひとりの進み具合を確認できるように工夫しました。

講師役の社員は、「オンラインで複数人から話しかけられ戸惑ったりラグが起きたりもしましたが、ゆっくり話すことや話を遮らないことを意識しました」と話し方にも気を配ったようです。「何か社会の役に立ちたいと思っていたので、子どもたちが喜ぶ顔が見られて良かった」と当日を振り返っていました。

子どもの積極性に驚きの声も

セミナーでは、講師に質問したり親子で相談したりする子もいれば、自分で理解してどんどん進められる子もいましたが、それぞれが楽しそうに熱中して取り組んでいました。開催後に親が回答したアンケートでは、参加した子どもたちの反応が「楽しそうだった」という回答が多く、意欲的に楽しみながらプログラミングを体験してもらえたことが分かりました。セミナー終了後も残りの課題に取り組んでいた子もいたようです。「学校の宿題を解いているときの姿とは違った!」と子どもの積極性に驚く声もありました。教材で遊びながら、自分の意図を組み立ててプログラムを動かすおもしろさを掴むことができたようです。

今回の企画で、子どもたちがプログラミングの基本的な考え方を知るきっかけづくりができ、コロナ禍で長引く“おうち時間”を使ってITの世界の入り口を楽しんでもらえました。より多くの子どもたちにプログラミングの楽しさが伝わることを願って、YouTube配信用にプログラミングセミナーの動画を作成し、公開しています。ぜひご覧ください。

今後も「テックファームだからこそできること」を考え、広く社会に貢献できるような取り組みを検討していきます。

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