謹んで新年のお慶びを申し上げます。

おかげさまで弊社は創業から25年、四半世紀の節目となる年を迎えることとなりました。これもひとえに皆様のご愛顧、ご支援あってのことと心から感謝申し上げます。

そして、ともに一生懸命に励んできた社員とご家族の皆様にも改めて感謝し、この喜びを分かち合えたことを心から誇りに思います。

長引く新型コロナウィルス感染や、物価上昇、円安の加速など、社会情勢が混迷し先行きを読みづらいなか、どのように事業を進め、社会に還元し貢献していくべきか。

四半世紀の節目となる年を迎えるにあたり、再思しました。

これまで当社は、世界初のモバイルインターネットサービスであるNTTドコモ「iモード」立ち上げ時のシステム開発への参画から始まり、今や当たり前となった紙のチケットを受け取ることなく搭乗手続ができるANAのおサイフケータイアプリ開発など、モバイルの進化や情報技術の発展に合わせ、技術を磨き「世界・日本・業界初」のサービス創造に貢献してまいりました。

一方、昨今の社会情勢を振り返ると、不安定さを増すなか保守的になりがちで挑戦的な取組をしづらく、社会を前に推し進める進化のスピードが思っていたよりも緩やかになっているように感じられます。

このような社会環境の今だからこそ、失敗を恐れ守りに入る“心の巣ごもり”を払拭し、社会の進化を加速するための「挑戦」が必要だと考えています。

本年も、テクノロジーのプロフェッショナルとして、お客様の課題に真摯に向き合い、お客様とともに、世の中の行動変容を起こすような新たなサービスの創造を目指し、AIやXRなど新たなテクノロジーの力で未来を明るく照らすような「挑戦」への歩みを推し進めます。

引き続き、お客様のイノベーションパートナーとして、自らの研鑽に努め、企業価値の向上、企業の社会的責任を果たしてまいります。

年頭にあたり、改めて、今日までご支援とご厚情をいただいたお客様、株主、パートナー企業、地域社会などステークホルダーのみなさまに、厚く御礼申し上げますとともに、今後より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

テックファームホールディングス株式会社

代表取締役社長CEO　永守 秀章